人は、意識の改革がなければ何年経っても変化はありません。「日本人は英語が苦手であるとか、不得意である」とか言いつづけられて半世紀以上が過ぎ、長年この業界でたくさんのご子息をお世話させて頂きながらいつも感じることは、とても日本人の英会話力が向上したとは思えないという事です。言語的にもハンディのある我々は、時間で解決しないのであれば、ここで何とかできないものかと苦心してきました。

 「日本人の弱点の原因を探り、どう攻略すればそれを克服できるか」を解明することはできないことではありません。でもその苦労を理解できるのは、日本で生まれ育った者にしか見えてこないのです。英会話に必要な知識にも限りがあるわけで、決してあきらめることはありません。

 日本人には、ある程度「言いたい表現の共通性」があり、そして「英会話に必要な知識の欠如にも共通点」があります。この点に着目し、その解決法を追求すれば、「何とか日本人が満足するようなものが一覧できるのでは」という発想が、オリジナルテキスト「PowerGram」のコンセプトの原点です。

 英会話の習得は時間をかけてやれば効果的かというと、そうではありません。覚えてもすぐに忘れるという現実を無視することはできないのです。覚える量より忘れる量が多く感じる人もいます。

しかし、ここにも解決法はあるのです。頭で記憶力(左脳)に頼ると、必ず忘れるというのが定番です。であれば、声を出して身体(口)で覚えようとすることです。

そして、たった一度の人生です。時間にも限界があることを知り、早く使えるレベルまで会話力を上げないと、達成するころが人生の終盤では意味がないのです。効率的な戦法を知ることなしに成功はないのです。英会話の仕組みを理解するのが「PowerGram」のねらいです。

 日常会話で使えるものを、文法を説明する例文として吟味し、改訂を加えながらようやく、「PowerGram」も成熟期を迎えた感があります。是非、一度手にしていただきたいと思います。英語には、「Satisfaction Guaranteed」という言葉がありますが、この参考書は私の自信作で責任をもって皆様にご案内いたします。


有限会社ビート米会話 代表取締役 小原伸一
(BOM 著者、PowerGram 著者、宮崎県出身 54歳)



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